山岸君と照井君
第3章 初めて―――…。
「あっ!照井君!!」
俺は、山岸が阻止する前にグビグビっと抹茶オレを飲み干した―――――…う゛ぇ…
「――――…の…飲んでしまったのなら…しょうがない!!」
なんじゃ、その…上から目線…
困ったような…戸惑ったような…
ったく―――――…
「ちなみに、ポテトとコーラは、最強だから」
俺は、空になったグラスを持って―――…ドリンクバーに向かう…
ドリンクバーから…ポテトとコーラを堪能する山岸を見て――――――…
すっげぇ…優越感を感じた…
そして…
旨そうに食べる山岸が……
なんか、犬みたいで可愛く見えた…