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山岸君と照井君

第40章 番外編③―――……


「―――…俺も…持ってるよ…

宝物…


離れ離れになってから……俺のそばに居てくれた…苑心の分身……」




俺は、自分の名前の書いてある段ボールの一つを開け……




あるものを…取り出した――…




「////こ…これ!!」




「覚えてた?

初めて…苑心が俺のために選んでくれた…参考書…

もう…ボロボロだけど……
一生の宝物……これ見て……毎日頑張ったんだから!!」




俺は、角がボロボロ…紙質がパサパサになっている参考書を苑心に渡す…



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