山岸君と照井君
第6章 友達――――…。
「はぁ…山岸…男のケツ目当てで触る痴漢だっているぞ?」
「はぁ〜…またまた…」
山岸は、男色系痴漢はいないと思っているらしく……
疑いの目を俺に向ける……
「現に……山岸、ケツ触られてるんだろ?
いるんだよ世の中には……
後ろ姿……グッと来るもんが山岸には……///あるから…」
「照井君……何を言ってるんだ?」
山岸は、ため息をつきながら…散らばった参考書を片付ける…
「///…だから…気を付けろ…
不愉快だったんだろ?」
山岸は、少し考え……解った…と呟いた…