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風景画

第1章  風待月




あの日

陽炎ゆらめいたその枝に

もはや花はなく

緑増す葉陰に

風が憩うばかり



時は 儚く

時は 優しく…



かさねた想いは夢へと繋がる



あえかな彩りの夢の中

愛しいあなたと溺れたい







(了)



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