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風景画

第66章  初空月 ④




雨音が、途絶えた



窓の外を

雪の華が舞っている…



ほのかに白い闇の中

あなたが想われ

手に受けたひとひらに

胸が震える



頬の火照りは冷めぬまま…







(了)



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