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風景画

第68章  麗月




あの日

ふいに巡り合ったひとりの人…



冷瓏とした冬の中

瑠璃の色に煌めいていた



面影は深く胸に刻まれ

燃える想いに戸惑いながら

いつしかあなたを あなただけを見つめていた…







(了)


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