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風景画

第7章  七夜月 ③




雲間から覗く星あかりひとつ

薄く滲んで

消え入りそうに儚なげで・・・



届くわけではないのに

堪らず

手を差し伸ばしては

抱き締めたくなる

守りたく、なる







(了)



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