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嵐 秘密の時間

第1章 潤♡智

智side

おれは今日オフだったけどなぜか早く起きてしまった。

せっかくだから潤と一緒に朝ごはんを食べて、潤を家から見送った。

でもその後、早く起きたせいかものすごい眠気が襲ってきて……

「んん……もうお昼?」

起きたのはお昼過ぎだった。

寝起きで視界がぼやける。

「顔洗おっと」

そう呟いて洗面所へ向かった。

顔がスッキリしたところで、鏡の中の自分にふと違和感を感じる。

じっと見つめてみると、

「耳……?しっぽ……?」

「うわっ!えぇぇーー!?」

な、なんでだ?! 耳!?しっぽ!?

「猫みたい……でも猫になるわけないし……」

なにが起きたのか分からないけど…耳に触れてみる

うっ……
触れると触られた感じがする。
ってことは……ほんとに生えてるってこと?

一応しっぽにも触れてみたけど同じ結果だった。

「どうしよ〜意味わかんないよ……」 

どうすればいいのか分からないままソファーの端に毛布を抱きしめて座る。

しばらくして

潤「ただいま〜 智ー?」

潤だっ おれは耳としっぽが生えたままお出迎えするわけにもいかず、とっさに毛布を頭からかぶった。





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