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嵐 秘密の時間

第4章 和也♡潤

潤side

正直、怒ってた

いや……嫉妬してた

いくらテレビでやらなきゃいけなくっても
目の前で見せられるのは…

しかも俺なんかは素直じゃないし、和に甘えることもできない

こんなんで悩むとか…ちっせぇなぁ

一旦、風にでもあたってこようと楽屋を出る

「どうしよう…和の目、そらしちゃった…」


楽屋に戻れば和だけで、何も話せないまま帰る準備をした

和に家来るでしょ?って言われても素直に「うん」って言えなかった

変なプライドが邪魔をして
和を傷つけたかも、と思ったのに

俺のことどうでもいいんでしょ、なんて…

何言ってんだろ…

和「…どうした?」

そういうと俺は和に抱きしめられた

和「言ってみ?」

和の優しく温かい声が耳元で響く

「俺…嫉妬、してた…」

和「うん…ふふ、なんで?」

「えっ、その…和とゲストさんがキッ、キス…したから?」

和「んふ、もー可愛いなぁー」

「なっ…!?」

そう言われ、和に唇を塞がれた…

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