先輩とは真逆です
第5章 友達が居てよかった?
心臓の音がうるさく鳴り響く。そして顔も俯きがちになる。
「なのでちゃんと顔を見れなくなって。あと友達にそれは恋だって言われて余計に意識しちゃって…」
「夏樹…ねぇ」
顔を上げると真剣な顔の洋一さんが僕の目に映る。
「ちゃんと言うね。俺は夏樹が好きです。
夏樹が中学三年の頃たまたま見かけた事があって、その時に一目惚れしちゃったんだ。あれから一年経ったら電車で、うちの高校の制服着てるから驚いたよ。でも嬉しかったんだ。
俺と付き合ってくれませんか?」
突然の告白に治まったばっかりの心臓はまたうるさく鳴る。
正直言って洋一さんに恋してると思う。けれど男同士だからどうしたらいいか分からない…
「えっと…わぁ!?」
いきなり洋一さんに抱きしめられる。そして耳元で喋る。
「こうされるの、嫌?」
「いえ…でも少し待っていてもらえますか?まだ心が整理出来てなくて」
「そっか、分かった待ってる。けど焦らなくていいよ」
ゆっくり離れ、微かに温かさが消えて涼しくなる。それをまた温めるように頬へキスが落ちる。
「……っ!?」
「さー次はなにする?」
いつものテンションに戻り、またゲームを始めた。
「なのでちゃんと顔を見れなくなって。あと友達にそれは恋だって言われて余計に意識しちゃって…」
「夏樹…ねぇ」
顔を上げると真剣な顔の洋一さんが僕の目に映る。
「ちゃんと言うね。俺は夏樹が好きです。
夏樹が中学三年の頃たまたま見かけた事があって、その時に一目惚れしちゃったんだ。あれから一年経ったら電車で、うちの高校の制服着てるから驚いたよ。でも嬉しかったんだ。
俺と付き合ってくれませんか?」
突然の告白に治まったばっかりの心臓はまたうるさく鳴る。
正直言って洋一さんに恋してると思う。けれど男同士だからどうしたらいいか分からない…
「えっと…わぁ!?」
いきなり洋一さんに抱きしめられる。そして耳元で喋る。
「こうされるの、嫌?」
「いえ…でも少し待っていてもらえますか?まだ心が整理出来てなくて」
「そっか、分かった待ってる。けど焦らなくていいよ」
ゆっくり離れ、微かに温かさが消えて涼しくなる。それをまた温めるように頬へキスが落ちる。
「……っ!?」
「さー次はなにする?」
いつものテンションに戻り、またゲームを始めた。