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凍夜

第2章 恥辱



「いらっしゃいませー!」


威勢のいい声が、飛んできたと思ったら、


「社長?!お疲れ様です!な、なんすか、どうしたんすか?!」


金色の豪奢なカウンターの向こうから、蝶ネクタイの男が慌てて飛び出してきた。


「詳しい事は後!んー、アリサは、居るか?」

おじさんは、アリサという人を連れてきて、私に紹介した。

「アリサだ!」

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