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凍夜

第4章 カタルシス


「待って!」

私はマサシの後をすぐ追った。

マサシのがたいのいい、黒い後ろ姿はなんだか怖く見えた。

暗がりに、1台のバンが停まっていて、マサシは運転席に乗り込んだ。

「乗って、」

マサシが、助手席を指さした。

「?」

私は急いで車に乗った。

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