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あれからユキは、そのピンサロの彼氏の所で働くようになり、幸せなんだか不幸なんだか、境界線のない暮らしを続けて、私は話を聞きながら、腹の中で何度も怒りを押し殺すのが精一杯だった。

結局、友人といえども所詮は他人同志だから相手の事を思うあまり、過度な発言をしてしまうと傷つけあい、お互い嫌な気分になるだけだった。

私は、そのうち必然的に連絡をとらなくなった。

ユキも同じ思いだったのかぱったりと連絡は途絶えた。


私は、淋しく感じたけれど、だからといってユキに執着することはしなかった。

考え方が違うんだから仕方がないと割りきった。