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凍夜

第6章 浸食



《……マサシにはまだ言えない……。》




私は橋の上で足を止めると、COOLに火を着けた。



《私達の秘密に手をかけようとする人物が現れたことは……。》



この橋の下を流れる小さな川ですら、私達の未来に構わずいつまでも海をめざしているのだから。



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