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凍夜

第6章 浸食



~あの夜。


私とマサシは結局、結ばれなかった。



二人で初めて入ったラブホテルの一室で私達は初めての口づけを交わしたが、その後マサシが目を赤くしてうつむいたかと思ったら、「やっぱりダメだよ、俺は汚いんだ。」
と言った。

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