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凍夜

第8章 鎖

人の一生なんて、一秒先すら、わからない。

愛も夢も、大切にしている志、生きる道も、何もかも、ほんの僅かな、心の隙間、タイミングに、歯車が狂い出し、願っていた方向から、音をたてて、転がるように、はぐれてしまう事は、誰にでも、一度や二度は、通る経験があるように思う。
通らない事が、幸かと思うけど。

‥‥それを、判断するのは、自分自身しか居ない。

それぞれに‥‥。

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