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あなたの側で・・・

第2章 時間


「ありがとう」


「どういたしまして」


「4つ目なんだが・・・」


「どうしたの?」


蓮斗が不安そうに呟く


「何があっても信じる」


私がなかなか人を信じることができないって
言ったから心配なんだ・・・
蓮斗気にしてたんだ・・・


鈍よりとした空気の中窓から入る
風の音が部室に響きわたる
お互い信じ合えれば・・・
沈黙の中自分から話す


「わかった。信じるよ」


蓮斗が驚いた顔でこっちを見ている

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