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絶え間なくアタシを快楽に誘おうと誘惑する葵くんの唇


「は…んっ…ゃぁ…」


もう頭の中が真っ白になって、甘い疼きに何度もカラダを委ねてしまいそうになった


袖を通しているカーディガンの肩を外され、少し大きいカーディガンはスルリとカラダから容易に滑り落ちていく


「可愛い…」


顔を上げて色気を放つ瞳をギラつかせながら、妖艶に口元を歪めて綺麗な指で唇をなぞる彼


葵くんに翻弄されて、もう脚に力が入らなくて立っているのが精一杯になる


「もう立てなっ…」


涙目で彼を見上げながら首を横に振る


「っ、そんな顔されたら止められなくなるのに…」


葵くんはふらつくアタシのカラダを壁に押し付けると、顎を掴んで再び唇を重ねてくる


「は…ッ…ふ、んぁっ…」


蜜の絡まる淫らな音が静かな夜の廊下に響いて、その音が情欲を掻き立て、カラダの奥が甘く疼いてしまう


熱くなった声も吐息も彼の舌を絡めとられて、重なる唇の隙間から甘い蜜が溢れ出た