
お嬢様♡レッスン
第116章 雲の上で×××
二人は座席に落ち着くと、早速キャビンアテンダントが、ウェルカムシャンパンを注いでくれる。
二つの部屋を繋ぎ合わせる個室は、機内の中央部に位置する為、窓の外の景色を楽しむ事は出来ないが、二人であれば退屈する事はないだろう。
「確かに…これではエッチは無理ですね…」
葛城が席の上部を仰ぎ見てそう言った。
確かに席の周りは仕切りで区切られてはいるが、天井部は塞がってはおらず、オープンになっている。
覗かれる事は無いであろうが、声は筒抜けである。
「もう!まだそんな事を仰ってるんですか!?」
「だって、仕方がないでしょう?私はひと月も貴女の事を我慢していたんですから…」
そう言われると、綾芽は何も言い返せない。
自分がフレデリクやウィリアムに抱かれている間、葛城はお預け状態だったのは、自分のせいだ。
「それにしても…このテーブルが邪魔ですね…」
そう言うと葛城は忌々しそうに、綾芽の個室と自分の個室の間にあるテーブルを見る。
「離陸して落ち着いたら、直ぐにベッドに変えて貰いましょう」
「え?もうですか!?」
確かに、昨夜は殆ど寝ていないが、もう少し機内の雰囲気を楽しんでも良いのではないかと綾芽は思い、驚きの声を上げる。
「ベッドの方が、ゆったりと出来ていいでしょう?脚も伸ばせますよ?」
(ああ…そう言う事ね…)
葛城の言葉に、綾芽は納得する。
二つの部屋を繋ぎ合わせる個室は、機内の中央部に位置する為、窓の外の景色を楽しむ事は出来ないが、二人であれば退屈する事はないだろう。
「確かに…これではエッチは無理ですね…」
葛城が席の上部を仰ぎ見てそう言った。
確かに席の周りは仕切りで区切られてはいるが、天井部は塞がってはおらず、オープンになっている。
覗かれる事は無いであろうが、声は筒抜けである。
「もう!まだそんな事を仰ってるんですか!?」
「だって、仕方がないでしょう?私はひと月も貴女の事を我慢していたんですから…」
そう言われると、綾芽は何も言い返せない。
自分がフレデリクやウィリアムに抱かれている間、葛城はお預け状態だったのは、自分のせいだ。
「それにしても…このテーブルが邪魔ですね…」
そう言うと葛城は忌々しそうに、綾芽の個室と自分の個室の間にあるテーブルを見る。
「離陸して落ち着いたら、直ぐにベッドに変えて貰いましょう」
「え?もうですか!?」
確かに、昨夜は殆ど寝ていないが、もう少し機内の雰囲気を楽しんでも良いのではないかと綾芽は思い、驚きの声を上げる。
「ベッドの方が、ゆったりと出来ていいでしょう?脚も伸ばせますよ?」
(ああ…そう言う事ね…)
葛城の言葉に、綾芽は納得する。
