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お嬢様♡レッスン

第116章 雲の上で×××

「ご存知ですか?ここで使われているヘッドフォンは、装着すると他の音が殆ど聞こえなくなるんですよ?」

妖しい笑みを浮かべる葛城。

彼が席を外していたのは、そう言う事だったのかと綾芽はこの時気付いた。

「で…でも、CAさん達が…」

葛城は逃げ腰になる綾芽の腰をしっかりと抱き、彼女を逃がさないとでも言う様に、瞳の奥を光らせる。

彼女の顎を持ち上げ、自分の方へと向けさせじっと彼女を見つめる。

「ああ…。でも声さえ上げなければ彼等も見逃して下さるでしょう」

「でもっ!」

「貴女が悪いんですよ?いちいち私の嫉妬の炎を煽るんですから…」

そう言うと葛城はそれ以上は口応えは許さないと言うように、綾芽の唇を塞いだ。

「……っ!!」

直ぐに割淹れられる葛城の舌に綾芽の舌が捉えられる。

昨晩、散々交わしたそれであるが、それだけでは葛城は満足出来なかった。

「声は我慢して下さいね?」

そう言うと彼は綾芽を押し倒し、その上に覆い被さる。

顔中に口付けを落とし、耳朶を甘噛みすると、彼女が溜息を零した。

葛城は彼女のシャツの釦を外しながら、唇を首筋から鎖骨へと落として行く。

そしてシャツの前身頃を開くと、背中に手を回し、ファンデーションの留め金を外した。

浮きあがる下着を上へ押し上げ、綾芽の柔らかい双丘を露わにし、そこえ口付けを落とす。

両手でそれを包み、少し乱暴とも思えるくらいにそれを捏ね回した。

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