テキストサイズ

お嬢様♡レッスン

第116章 雲の上で×××

そこから先は何も考えられなかった。

唯、葛城にしがみ付き、声を漏らさないように堪えながら、彼に揺さぶられ高みへと押し上げられる。

声は何とか堪えたものの、粘膜を擦り合わせる度に奏でられる水音は止めようがない。

そして、ギシギシと軋むベッドの音も。

しかし、そんな事にはもう気が回らなかった。

高度3万3千フィートの空の上で。

彼等は離れていた時間を埋める合わせるように肌を重ねたのだった。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ