
お嬢様♡レッスン
第116章 雲の上で×××
その後───。
二人はCAから厳重注意を受けてしまっていた。
「もう!慎吾さんのせいですからねっ!!」
そう言って頬を膨らませる綾芽。
葛城はそんな彼女を抱き寄せ、『強請ったのは貴女でしょう?』と言って意地の悪い微笑みを見せる。
確かに。
葛城は何度か止めようとした。
そして、一度火が点いた身体を止められなかったのは自分の方だ。
「でもっ!慎吾さんがあんなっ!」
「”あんな”何です?」
「あんな…エッチなキスをしなければ…」
「仕方がないでしょう?貴女が私を嫉妬させるのがいけないのですよ?」
「う………」
「でも、貴女がどれくらい私の事を愛してくれているのかが、分かったので私は嬉しかったですよ?」
そう言うと葛城は、綾芽の頬に口付けを落とす。
「おっと!綾芽に火を点けないように気を付けなければなりませんね?」
葛城は揶揄う様にそう言って、パッと綾芽から身を離す。
「慎吾さんの…意地悪…」
綾芽は揶揄われた事に顔を赤く染め、目に涙をうっすらと浮かべて葛城を睨む。
その顔が堪らなく愛しいと葛城は思い、また暴走しそうになってしまう。
「綾芽、その顔は反則です。貴女がそう言う顔を私に見せるから、貴女を虐めたくなるんですよ?」
葛城は再び綾芽を襲いたくなる気持ちを何とか抑えて、彼女を抱き締める。
この腕の中の温もりは間違いなく、本物で彼女は今、自分の腕の中にいるのだ。
二人はCAから厳重注意を受けてしまっていた。
「もう!慎吾さんのせいですからねっ!!」
そう言って頬を膨らませる綾芽。
葛城はそんな彼女を抱き寄せ、『強請ったのは貴女でしょう?』と言って意地の悪い微笑みを見せる。
確かに。
葛城は何度か止めようとした。
そして、一度火が点いた身体を止められなかったのは自分の方だ。
「でもっ!慎吾さんがあんなっ!」
「”あんな”何です?」
「あんな…エッチなキスをしなければ…」
「仕方がないでしょう?貴女が私を嫉妬させるのがいけないのですよ?」
「う………」
「でも、貴女がどれくらい私の事を愛してくれているのかが、分かったので私は嬉しかったですよ?」
そう言うと葛城は、綾芽の頬に口付けを落とす。
「おっと!綾芽に火を点けないように気を付けなければなりませんね?」
葛城は揶揄う様にそう言って、パッと綾芽から身を離す。
「慎吾さんの…意地悪…」
綾芽は揶揄われた事に顔を赤く染め、目に涙をうっすらと浮かべて葛城を睨む。
その顔が堪らなく愛しいと葛城は思い、また暴走しそうになってしまう。
「綾芽、その顔は反則です。貴女がそう言う顔を私に見せるから、貴女を虐めたくなるんですよ?」
葛城は再び綾芽を襲いたくなる気持ちを何とか抑えて、彼女を抱き締める。
この腕の中の温もりは間違いなく、本物で彼女は今、自分の腕の中にいるのだ。
