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お嬢様♡レッスン

第118章 Last Lesson♥幸せになりましょう

「え?あ…柳瀬さん!?」

柳瀬の背中に動揺の声を上げる綾芽。

こんな状態で葛城と二人きりになれば、恐らくマッサージどころではなくなってしまうと予想したのだ。

「綾芽?何故、そんなに慌てているのですか?」

そう言うと葛城は綾芽ににじり寄る。

そして綾芽はマッサージ台の上で、後ずさる。

「何を想像しておいでですか?」

「いえっ!何もっ!!」

「嘘を仰らないで下さい。エッチな事を想像したのでしょう?」

「決してそんな事はっ…!!」

「いいでしょう。普通にマッサージをするつもりでしたが、綾芽の希望とあれば、応えない訳がございません」

そう言うと葛城は綾芽を追い詰め、指をワキワキと動かした。

「慎吾さんっ!?ほら…もう、お疲れでしょう?」

「疲れているからこそ、貴女に癒されたいんじゃありませんか」

「でも、ほら、明日も早いし…」

「まだ、そんなに遅い時間でもありませんよ?今夜は3回くらいで我慢して差し上げます」

「えっ!?さ…3回ですか?」

「少ないですか?」

「いえっ!十分ですっ!!」

「ふふっ。素直におなりなさい。結局いつも、貴女が強請るんじゃありませんか…?」

妖しい笑みを浮かべて葛城はそう言うと、綾芽の腕を捉える。

「その前にマッサージを終わらせませんとね?」

そう言って葛城は綾芽を台の上に仰向けに寝かせた。

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