
お嬢様♡レッスン
第118章 Last Lesson♥幸せになりましょう
参列者達は二人の言葉に、拍手を持って応えた。
「それでは、お二人にはこちらにサインをお願いします」
そう言って恵莉奈は婚姻届けと参列者達の名前が連ねられた証明書を式台の上に広げた。
二人はペンを取ると、その2枚にサインを書きこむ。
恵莉奈はそれを受け取ると、参列者達にそれを掲げて見せ、こう言った。
「これでお二人の結婚は皆様に承認されました。それでは、指輪の交換と誓いのキスをお願いします」
恵莉奈がそう言うと、広夢の弟である歩夢がビロード張りの台座に収められた結婚指輪を二人に差し出した。
葛城は指輪を手に取ると、綾芽の左薬指にそれを填める。
そして綾芽も指輪を手に取ると、同じ様に葛城の左手の薬指に填めた。
いよいよ誓いの口付けの時である。
その瞬間を映像や写真に収めようと皆はカメラを構えた。
綾芽はそれに気付くと、恥ずかしくなり俯く。
葛城は綾芽のベールを捲ると、俯いた彼女の顎に手を添え、顔を上げさせた。
綾芽と目線が合うと、葛城はフッと微笑み目を細める。
「相変わらず、こういう時は恥じらう貴女を愛していますよ。幸せな私達の姿を皆様にも見て頂きましょう?」
そう言った葛城の顔がゆっくりと近付いて来る。
綾芽はドキドキしながらも、彼の唇が触れそうになる瞬間、目を閉じそれを受け入れた。
二人は写真を撮る参列者達の為に、少し長めのキスをした。
「それでは、お二人にはこちらにサインをお願いします」
そう言って恵莉奈は婚姻届けと参列者達の名前が連ねられた証明書を式台の上に広げた。
二人はペンを取ると、その2枚にサインを書きこむ。
恵莉奈はそれを受け取ると、参列者達にそれを掲げて見せ、こう言った。
「これでお二人の結婚は皆様に承認されました。それでは、指輪の交換と誓いのキスをお願いします」
恵莉奈がそう言うと、広夢の弟である歩夢がビロード張りの台座に収められた結婚指輪を二人に差し出した。
葛城は指輪を手に取ると、綾芽の左薬指にそれを填める。
そして綾芽も指輪を手に取ると、同じ様に葛城の左手の薬指に填めた。
いよいよ誓いの口付けの時である。
その瞬間を映像や写真に収めようと皆はカメラを構えた。
綾芽はそれに気付くと、恥ずかしくなり俯く。
葛城は綾芽のベールを捲ると、俯いた彼女の顎に手を添え、顔を上げさせた。
綾芽と目線が合うと、葛城はフッと微笑み目を細める。
「相変わらず、こういう時は恥じらう貴女を愛していますよ。幸せな私達の姿を皆様にも見て頂きましょう?」
そう言った葛城の顔がゆっくりと近付いて来る。
綾芽はドキドキしながらも、彼の唇が触れそうになる瞬間、目を閉じそれを受け入れた。
二人は写真を撮る参列者達の為に、少し長めのキスをした。
