
お嬢様♡レッスン
第118章 Last Lesson♥幸せになりましょう
葛城は綾芽の腕を解くと、彼女の身体を自分の方へと向け、向かい合う。
お色直しのままの、薄いピンクのドレスは、綾芽の可憐さを際立たせ、彼の胸を高鳴らせた。
ドレス姿も初めてではないし、何度も身体を重ねて来た筈であるのに、初めてであるかの様に、彼は少し緊張していた。
それは綾芽も同じである。
初めて抱かれたのもこの部屋。そして想いが通じ合ったのもこの部屋だった。
この部屋には、執事達からのレッスンを受けた色々な思い出も沢山詰まっている。
彼等から受けたレッスンもこの日の為。目の前の彼と生涯を共にし、仲睦まじく歩む為のものだったのだ。
「綾芽、目を閉じて」
葛城にそう囁かれて綾芽は目を閉じる。ゆっくりと優しく重なる愛する人の唇。彼女は唇を開き、彼の舌を招き入れる。
「ん………」
深く捻じ込まれた舌に自分の舌を絡めて唾液の交換をし、彼の精を受け入れる準備をする。
綾芽は彼の首に自分の腕を絡めると更に口付けは深くなって行った。
葛城は口付けながら、彼女の背に回した手をゆっくりと上下させ、慈しむように撫であげる。
彼はその手をそのままドレスのファスナーに掛けると、ゆっくりとした動作でそれを下ろして行った。
そして少し考える。
ドレスを着たままの綾芽とするのも捨て難いと。
更には彼女を窓際で、皆に見せつけるように抱きたいと言う、綾芽からしてみれば意地悪な考えが頭を掠めた。
お色直しのままの、薄いピンクのドレスは、綾芽の可憐さを際立たせ、彼の胸を高鳴らせた。
ドレス姿も初めてではないし、何度も身体を重ねて来た筈であるのに、初めてであるかの様に、彼は少し緊張していた。
それは綾芽も同じである。
初めて抱かれたのもこの部屋。そして想いが通じ合ったのもこの部屋だった。
この部屋には、執事達からのレッスンを受けた色々な思い出も沢山詰まっている。
彼等から受けたレッスンもこの日の為。目の前の彼と生涯を共にし、仲睦まじく歩む為のものだったのだ。
「綾芽、目を閉じて」
葛城にそう囁かれて綾芽は目を閉じる。ゆっくりと優しく重なる愛する人の唇。彼女は唇を開き、彼の舌を招き入れる。
「ん………」
深く捻じ込まれた舌に自分の舌を絡めて唾液の交換をし、彼の精を受け入れる準備をする。
綾芽は彼の首に自分の腕を絡めると更に口付けは深くなって行った。
葛城は口付けながら、彼女の背に回した手をゆっくりと上下させ、慈しむように撫であげる。
彼はその手をそのままドレスのファスナーに掛けると、ゆっくりとした動作でそれを下ろして行った。
そして少し考える。
ドレスを着たままの綾芽とするのも捨て難いと。
更には彼女を窓際で、皆に見せつけるように抱きたいと言う、綾芽からしてみれば意地悪な考えが頭を掠めた。
