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お嬢様♡レッスン

第21章 Lesson 9♥ご奉仕しましょう

「柳瀬…さん?…んっ!」

突然、柳瀬に唇を塞がれる。

彼の舌が歯列をなぞると、綾芽はそれを受け入れる。

「んっ…」

段々深くなる口付けに、彼女体温は上昇する。

(こんな朝早くから?ここで?)

頭ではそう思うのに、身体は準備を整え始める。

柳瀬はこの時の為に用意しておいたシートを拡げると、そこに綾芽を横たわらせ覆い被さった。

口付けを落としながら綾芽の肌を暴いていく。

柔らかな胸を掌で捏ね回し綾芽を煽る。

昨日、散々迷った挙句、柳瀬は両方を実現させる事にしたのだ。

庭で咲き乱れる綾芽と、和服で乱れる綾芽を。

草木が朝露で濡れる中、綾芽の花弁もまた朝露に濡れる。

脚を拡げられ開かれたそこを柳瀬の舌で蹂躙され、溶かされる。

溢れる蜜を柳瀬が音を立てて吸い上げる。

爽やかで静かな朝の庭にそぐわない卑猥な水音。

誰かに見つかるのではないかという緊張感が刺激となり、余計に敏感に反応してしまう。

何故、『イケナイコト』をしていると言う罪悪感はこんなにも甘いのだろうかと綾芽は思う。

柳瀬は綾芽の身体が自分を受け入れる準備が充分整ったのを確認すると、身体を反転させ彼女を自分の上に載せる。

「お嬢様、思い切り乱れた貴女を見せて下さいね?」

そう言うと柳瀬は彼自身を綾芽の中に突き立てた。

「ああっ!」

綾芽が小さく戦慄く。

柳瀬は綾芽の腰を掴んで激しく彼女を突き上げる。

突き上げられるがままに綾芽の乳房は揺れ、髪が乱れる。

花に囲まれた空間で、より美しく咲き乱れる一輪の花。

柳瀬がずっと見てみたいと思っていた光景だ。

「お嬢様、大変お綺麗ですよ」

そう言って柳瀬は微笑みながら綾芽の頬に触れる。

綾芽もフッと微笑みを返して、柳瀬を見詰めながら彼の手に自分の手を重ね、そしてその手を自分の口元に寄せて彼の指を口に含んだ。

その様子に柳瀬はゾクゾクした。

(お嬢様は時に大胆だ。かと思えば恥らってみたり…。それがこの方の魅力なのか?)

綾芽は柳瀬の希望通り、乱れて見せた。

自ら腰を振り、己の掌で乳房を捏ねる。

目の前で魅せられる綾芽の痴態に柳瀬の射精感は高まっていく。

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