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お嬢様♡レッスン

第21章 Lesson 9♥ご奉仕しましょう

柳瀬は懐に忍ばせた手で胸の丸みを捉え、柔らかく揉みしだく。

片方の手は綾芽の太腿を撫で、徐々に中心部へと流れていく。

「脱ぎながらエッチな事でも考えましたか?ここが熱い様です」

そう言いながら柳瀬は指でそっとその中心部を撫でた。

「あっ!」

身体を小さく震わせ反応する綾芽。

柳瀬の指は何度も彼女の敏感な場所の上を往復する。

「んっ…んっ!」

その度に綾芽の腰が跳ね、吐息が零れた。

綾芽は負けじと、柳瀬の着物の乱れた裾から手を忍ばせて、彼の脚の間を探る。

彼のソレもまた、熱を持ち硬くなっていた。

「ほらね?お嬢様のお姿を拝見しているだけで、こんなになってしまったのですよ?」

耳朶を甘咬みして、柳瀬が囁く。

肩から首筋、項、耳へと音を立てながら口付けを落とす。

片方の手で、指で綾芽の胸の突起を挟み、円を描く様に揉み、一方の手は彼女の潤みを更に導く様に動かしながら。

「んっ…」

柳瀬の手が動く度に、それに合わせて綾芽の身体は震え、蜜をトロリと溢れさせる。

綾芽も逆手で柳瀬を握り、その手を上下に動かす。

時折、彼の先端を擦るとヌルヌルした物が滲み出て来ていた。

「柳瀬さん…これ…食べてもいいですか?」

綾芽は身体を反転させ、柳瀬に向かい合うとしっかりと彼の男根を握ってそう言った。

「どうぞ、お召し上がり下さい」

柳瀬はにっこりと笑ってそう答えた。

その答えを受けて、彼の脚の間のそれを口に含んだ。

彼を吸い上げながら唇で扱くように頭を上下に動かすと、柳瀬の唇から溜息が零れた。

柳瀬は綾芽の髪を優しく撫でながら、綾芽が与えてくれる快楽に身を預ける。

激しく頭を振るせいなのか、結い上げた髪がほつれる。

それを邪魔にならない様に柳瀬は纏めた。

「んっ…んっ…チュプッ」

綾芽は懸命に頭を上下し、彼を高みへと導こうとする。

柳瀬は綾芽の右手を取ると、その指にサックを嵌めた。

「お嬢様、ここからが新しいレッスンですよ?」

綾芽は視線を柳瀬の目に向けると、了承の意思をその視線で伝えた。

新しい課題。

前立腺マッサージだ。

昨晩ネットで調べたところ、男性の肛門の奥にある器官らしい。

男性のGスポットとも呼ばれている様で、強い快感を得られると書いてあった。

しかし、柳瀬は何故そんな事を知っているのだろうかと綾芽は思った。

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