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お嬢様♡レッスン

第32章 お嬢様、絶体絶命

「くっ…!」

綾芽は脚を開かされ、その中心部を姫川の舌で凌辱されている。

ねっとりと舐られたかと思うと、軽くタンギングされたり、吸い付かれる。

姫川の片手は綾芽の蜜壷を掻き回し、片手は脚を支えている。

姫川は綾芽が達しそうになり、中が締まって来ると愛撫を辞め、綾芽の中に熱を蓄積させる。

「中々、強情な方ですねぇ…。しかし、そうでなくては“お仕置き”のやり甲斐がありませんからね」

何故、“お仕置き”なのか。

それは今から遡る事、10分前。

いよいよピンチだと思った時、綾芽はアレを実行に移したのだった。

しかし、あえなく失敗に終わり、蛇の生殺しの様な愛撫を与え続けられているのである。

「本当に貴女と言う方は、色々と楽しませて下さりますねぇ。恵莉奈様よりも貴女に仕えた方が楽しめそうです」

「執事は間に合っておりますので、結構です!」

「なら、何方かと交換して頂きましょう。高月さんと交換では如何ですか?」

「嫌よ!高月は絶対に駄目!大体、主に対してそんな事を平気で言う様な者を傍に起きたくありません!貴方のような執事に仕えられている恵莉奈さんが、気の毒でならないわ!」

「ほう…?言って下さいますねぇ?」

姫川の眉がピクリと釣り上げられる。

「ご自分の状況を分かっていらっしゃらない様ですので、お教えしなければなりませんね?」

そう言うと姫川は、立ち上がってベルトを緩め、中から自身の男根を取り出した。

天を仰ぐ様に勃ち上がったそれを綾芽の蜜壷に押し当てる。

「いやっ!辞めて!」

綾芽は身を捩って、何とか侵入を防ごうとするが、自由を奪われている身では、大して効力がない。

「ふふっ!吸い付く様ですね?本当は欲しいのでしょう?」

そう言いながら姫川は、男根の先を綾芽の陰部に擦り付ける。

彼が擦り付ける度に、粘度の高い水音が綾芽の脚の間で奏でられた。

「猥らしい音ですねぇ…。こんなにヌルヌルしていたら、直ぐに入ってしまいますよ?」

「嫌っ!入れないで!」

「私は貴女の執事ではありませんので、ご命令には応じかねます」

姫川はニヤリと笑うと、男根の角度を変え、一気に貫く為に腰を引いた。

(いや…誰か助けて…!葛城さん!高月!誰か!)

綾芽が祈る様に目を閉じた瞬間だった。


“バンッ!!”

大きな音と共に倉庫の扉が開け放たれた。

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