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お嬢様♡レッスン

第43章 パーティーの途中で…

‟ビリビリ”

繊細な生地が悲鳴を上げて裂け、綾芽の胸が露わになる。

「いやぁ!!」

綾芽は何とか抵抗しようと身を捩るが滝口の力が強くて身動きが取れなかった。

「美味しそうなおっぱいですね?」

そう言うなり滝口は、綾芽の胸の先端を人差し指と中指の間に挟み、乳房を捏ね回し始めた。

「止めて!」

(嫌だ!何なのこの人!葛城さん!助けてっ!!)

綾芽の心の叫びが届いたのか、葛城は彼女が会場から姿を消してから、随分時間が経っている事に気付いた。

(綾芽様!?)

葛城は周囲の状況を見て、抜けても問題がなさそうなのを確認してから、広間を抜け出した。

綾芽が自分で抜け出したとするなら、化粧室か2階の控えの間だろう。

葛城は、広間の奥の化粧室をメイドに確認させ、居ない事を確認すると急いで2階へと向かった。

その頃、綾芽は鳥肌を立てながら、滝口の舌に胸の先端を凌辱されていた。

‟チュパッ、チュパッ”

わざとらしく音を立てて滝口が胸の先端を吸い上げる。

彼は綾芽が嫌悪で鳥肌を立てているのではなく、快感で立てているのだと思い込み、激しく彼女の尖りを舌で転がした。

「いやぁ…やめて…」

「ふふ…身体はそんな事を言っていませんよ?ほら、こんなに乳首が立っているじゃありませんか。女性は兎角、身体の反応とは逆の事を口にしますよね?」

下卑た笑みを浮かべながら、指先で綾芽の胸の先端をギュッと摘まんだ。

「ああっ!」

痛さに声が上がる。

それを嬌声だと勘違いした滝口は執拗に乳首をコリコリと摘まんで引っ張っては放す事を繰り返した。

(痛い…ちっとも気持ち良くなんかないっ!)

いい加減、我慢の限界だった。

彼を殴るとどれくらいの損失が出るのだろうか。

綾芽がそんな事を考えて、手を振り上げた時だった。

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