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お嬢様♡レッスン

第44章 甘い消毒

「ん……(ちゅっ、ちゅっ)」

綾芽は夢中で葛城の舌へ自分のそれを絡ませる。

葛城は彼女の胸を包んでいた右手をゆっくりと下ろしていく。

腋下から脇腹へ。

腰の括れをなぞり外腿へ。

擽ったいのか、時折、綾芽は身を捩る。

その右手は、外腿を暫く撫でていたが、また、ゆっくりと内側へと移動していく。

柔らかな内側を優しく撫でる、葛城の右手。

やがてそれは綾芽の脚の付根を撫で始めた。

“クチュッ”

葛城が撫でると、既に蜜を溢れさせているそこは、粘り気のある水音を奏でる。

そしてそれは綾芽の身体に甘い刺激を齎した。

「はぁ…ん…」

思わず綾芽は彼の唇を放して溜息を零す。

葛城の指先が、彼女の茂みに隠れた蕾を引っ掻く様に撫で始めると、綾芽は腰をくねらせ身悶えた。

“クチュッ クチュッ クチュッ”

浴室に響く濡れた粘膜を擦る音が二人を煽る。

「あっ…!やぁ…ん!」

「気持ち良いですか?」

「ふぅ…ん」

葛城の問い掛けに、綾芽は甘い溜息を洩らしながら、頷いた。

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