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お嬢様♡レッスン

第47章 電車の中での秘め事

彼は窓の外を覗き込む様に、自然に綾芽の方へ身体を傾け、彼女の膝に手を置いた。

「ふふっ、皆、寝ちゃったから暇なんですか?」

「そっ!暇なの。だから綾芽ちゃん…」

『相手をして?』と綾芽の耳元で速水が囁く。

そして、彼女の耳朶を甘く噛んだ。

「ひゃっうっ!」

予期せぬ速水の行動に、思わず声が上がってしまう。

「し~…」

速水は妖しい笑みを浮かべて、綾芽唇に人差し指を立てて止める。

「綾芽ちゃん、可愛い…」

速水は、また彼女の耳元でそう囁くと、今度は舌を穴の中に捻じ込んだ。

綾芽は声を上げない様に、必死に自分の手で口を封じる。

速水は“ピチャピチャ”と音を立てながら、綾芽の耳を犯す。

彼の手は、『身体が冷えすぎない様に』と掛けてくれた膝掛けの中へと忍び込んで来た。

柔らかなタッチで膝を擽り、その手が段々と内腿を伝い、脚の付根へと近付いて来る。

綾芽は、その手を抑えるが、両手を速水の手に纏めて捉えられ、抵抗が出来なくなってしまった。

彼は空いている方の手で、綾芽の脚の間をゆっくりとなぞる。

“ビクン”

綾芽の身体が震えてしまった。

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