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お嬢様♡レッスン

第51章 Lesson 11♥調査しましょう

「分かってる。こんな事を言ったら綾芽ちゃんを苦しめるだけだって…。でも、言わなきゃ伝わらないでしょう?俺が綾芽ちゃんを抱きたいのは、唯、エッチがしたいからだけじゃない。君が好きだから。君に少しでも、俺の事を見て欲しいから。だから…」

「速水さ…」

「なぁんて!ごめんね。君を困らせたりして…。今のは全部忘れて?」

速水はそう言うと立ち上がり、荷物を持って走り去ってしまった。

「俺達も…戻るか?」

「うん…でも、調査が…」

「取敢えず、植物は採取したし、釣りが出来そうな事も確認した。今日のところはそれで良いんじゃね?明日だってあるだろ?」

「分かった…」

「ごめんな。でも、分かって欲しい。最初は『エッチ出来ればいい』くらいにしか思ってなかったのは認める。酷かったと思う」

白河は綾芽の身体を起こすと、シートを片付け始めながら言葉を続けた。

「だけど、今は違う。お前の事が好きだから、お前に触れたい。お前の事が好きだから、感じさせたい。一方的で悪いとは思ってる」

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