お嬢様♡レッスン
第60章 Lesson 13♥誘惑してみましょう
「二人になっちゃったし、明日からは一緒に見て廻りましょうね!」
「そうだね」
「それじゃあ、今日のミーティングはこれで終わりだね」
「そうだね」
「お兄ちゃん?」
「そうだね」
黒崎は上の空だった。
上の空と言うよりも、意識して他の事を一生懸命考えていたからである。
それは目の前に居る、綾芽の恰好に起因していた。
胸元が深く開いたキャミソールドレスと薄手のカーディガン。
彼女が身を乗り出して話をする度に、深い谷間と揺れる乳房が視界に入る。
時折、サイドの髪を耳に掛ける仕草や、小首を傾げる仕草等、どれを取っても黒崎の心を跳ねさせるのに十分だった。
意識し始めると、ついつい目が行ってしまうのが男の性で、それが黒崎の下半身に血液を集める要因となってしまう。
そこで黒崎は一生懸命、他の事を考え、下半身の反応を鎮めようとしていたのだった。
「もう!お兄ちゃんってば!」
そんな黒崎の意識を自分の方に向けようと、綾芽は彼の手を握り、揺さぶった。
「へ?」
「ちゃんと私の話を聞いてた?」
「え?ああ、えっと…何だっけ?」
「『一緒にお風呂に入ろうね』って言ったの!」
「そうだね」
「それじゃあ、今日のミーティングはこれで終わりだね」
「そうだね」
「お兄ちゃん?」
「そうだね」
黒崎は上の空だった。
上の空と言うよりも、意識して他の事を一生懸命考えていたからである。
それは目の前に居る、綾芽の恰好に起因していた。
胸元が深く開いたキャミソールドレスと薄手のカーディガン。
彼女が身を乗り出して話をする度に、深い谷間と揺れる乳房が視界に入る。
時折、サイドの髪を耳に掛ける仕草や、小首を傾げる仕草等、どれを取っても黒崎の心を跳ねさせるのに十分だった。
意識し始めると、ついつい目が行ってしまうのが男の性で、それが黒崎の下半身に血液を集める要因となってしまう。
そこで黒崎は一生懸命、他の事を考え、下半身の反応を鎮めようとしていたのだった。
「もう!お兄ちゃんってば!」
そんな黒崎の意識を自分の方に向けようと、綾芽は彼の手を握り、揺さぶった。
「へ?」
「ちゃんと私の話を聞いてた?」
「え?ああ、えっと…何だっけ?」
「『一緒にお風呂に入ろうね』って言ったの!」