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「はぅっ！」

綾芽の掌が、そろそろと黒崎の肌を撫で、彼の胸の小さな粒を指の腹でゆっくりと撫でる。

視界を奪われ、触感が研ぎ澄まされた黒崎は、その刺激に身体を震わせ漂う泡を揺らした。

綾芽は黒崎の反応が楽しくて仕方が無い。

執事達が自分を攻めている時は、こんな感じだったのかと綾芽は初めて知った。

これはかなり楽しいかも知れないと綾芽は思う。

執事達が執拗に自分を攻め立てていたのは、こういう事かと納得せざるを得ない。

「お兄ちゃん…感じてるの？」

綾芽は、今まで散々攻められた経験を活かして、言葉でも黒崎を攻める。

「くっ…！綾芽ちゃん…やめっ…」

「止めて欲しいの？ここはこんなに固くなってるのに？」

そう言いながら、綾芽は黒崎の分身に手を伸ばし、柔らかく彼を握った。

「うぁっ！」

「お兄ちゃん、どうしてこんな風になってるの？」

「やめっ…。ああっ！」

綾芽は握った彼の分身の形に沿って、ゆっくりとそれを擦り始める。