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お嬢様♡レッスン

第7章 Lesson 2♥男性の身体を知りましょう

そんな強がりも葛城には可愛らしくて仕方がなかった。

葛城は自分のキャラクターが崩壊しつつあるのを感じた。

今迄、どんなに可愛い動物に出逢っても、ここ迄思った事はない。

また、女性に対しても言い寄られれば相手にはするが、自分から好き好んで近付いたり、ましてや心を動かされた事等なかった。

(私はどうしてしまったのだろうか…)

少し思い悩む葛城。

その間、綾芽は葛城の象徴をしげしげと眺めていた。

恥ずかしさよりも好奇心の方が勝ったのだった。

(わ───っ!大きい…それに血管が浮き出ててちょっと怖いよ…でも、先の方はツルンとしてて可愛いかも?)

恐る恐る指先で、それを啄くとぷるんと震える。

また啄くとピクンと反応する。

(あ…段々可愛く見えてきた…)

そう思った綾芽は、葛城の男性の象徴の頭をそっと撫でてみる。

すると、それはビクンと大きく跳ねた。

(うふふ…可愛い。いい子、いい子)

段々と慣れてきた綾芽は、葛城のそれを撫で回し始めた。

「お嬢様、先程から何をやって居られるのですか?」

「見ていたら段々可愛く見えてきたので、撫でているんですけど?」

葛城からしてみれば、中途半端な刺激でむず痒くて仕方が無い。

「それならば、お嬢様。しっかり握って下さい」

「こう、ですか?」

「…!!……余り強く握らないで下さい。流石に痛いです…もっと…優しく丁寧に扱って下さい」

「すっ、済みませんっ!!」

「人に寄って加減は違います。きつく握られるのがお好きな方もいらっしゃれば、軽く添えられる程度が良い方もいらっしゃいます。大事なのは、相手の反応を見る事。思いやりの心です」

「マナーと一緒ですね!」

「その通りで御座います。時にお嬢様」

「なんでしょうか?」

「彼に口付ける事は出来ますか?」

「えっ!?」

「いえ、無理なら結構ですが…」

「だっ、大丈夫です!キスすれば良いんですか?」

「はい。出来ますか?」

「この子になら出来ます!」

そう言うと綾芽は葛城の鈴口に口付けた。

「有難う御座います。彼も喜んでいますよ。ほら、ピクピクと動いているでしょう?」

「わっ!本当だ」

「セックスとは、相手の反応を見ながら身体で言葉を交わす事なのですよ」

「そうなんですね!」

嬉しそうに笑う綾芽に釣られて葛城も顔を綻ばせる。

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