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今まで味わった事のない種類の悦びを綾芽は感じていた。

葛城が自分を攻めている時は、こんな感じなのだろうか。

自分が与える快楽に悶える姿が。

とても愛しくて。

そして嬉しくて。

胸が甘くときめく。

綾芽は葛城をイカせようと、必死に腰を振った。

しかし、綾芽の主導権もここまでであった。

葛城も攻められてばかりでは居られない。

綾芽の腰を掴むと、彼女に負けない様に下から激しく突き上げ始めた。

葛城の逆襲である。

「ああんっ!!」

こうなると、綾芽は唯々、揺さぶられるだけである。

彼女の艶やかな髪が乱れ、乳房が弾む。

葛城は、片手で彼女の乳房を掴んで揉みしだきながら、もう片方の手で彼女の敏感な芽をぐりぐりと擦り上げた。

「ひゃあああああん！」

一度に複数の敏感な箇所を攻められ、綾芽は悲鳴を上げ身体を仰け反らせた。

「いやぁ！ダメぇ!!イッちゃう━━━っ!!」

「ふふっ。イッて下さい」

「あっ！あっ！やぁっ!!」

綾芽は全身を襲う強い快楽は、彼女の身体を痙攣させる。

彼女の中は、葛城の射精感を煽る様に蠢き、中へ中へと彼を誘う。

「はぁ…っ！綾芽様っ！私ももうっ！」