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少し切羽詰まった様な綾芽の声に頷くと葛城は彼女の腰を掴み、激しく腰を打ち付け始める。

パンパンと身体がぶつかり合う音。

ヌチュッヌチュッと粘膜が擦り合される度に上がる水音がとても淫らで。

綾芽と葛城の耳を侵し、二人を昂らせる。


こんな美しい星空の下で。

静かに海の上を滑る船の上で。


淫らに肌を合わせる背徳感が、彼らの心を甘く痺れさせる。

「葛城さ…っ！もう駄目っ！イッちゃうっ！」

「はぁ…はぁ…。綾芽様ッ！一緒にっ…果てま…しょ…うっ！」

葛城は更に腰の動きを速めると、彼女の最奥を穿つ。

穿つ度に膨張する彼の欲棒を綾芽は
感じていた。

綾芽は揺さぶられるままに声を上げ、彼の欲望を締め上げる。

「あっ！あっ！あっ！」

「綾芽様っ！！」

葛城は短く、そして鋭く彼女の名を呼ぶと、彼の滾りが綾芽の中で弾けた。

「くっ…!!」

葛城は、身体を震わせながら、綾芽の中に熱を放つ。

ビクンビクンと跳ねるそれを綾芽は身体の中で感じながら、彼女もその動きと同調するように身体を震わせた。