無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「お前は奴隷だ。これからお前はオークションに掛けられる。でも、その前に…」

そう言うと男は綾芽の上に覆い被さる。

「何をっ!?」

「日本人は高く売れる。売る前にお前を味見してやる」

そう言うと男は綾芽の顎を乱暴に掴み、彼女の唇を塞いだ。

「ふっ…」

男の舌が綾芽の口の中へ捻じ込まれ、蹂躙する。

ぬらぬらと動く舌が気持ち悪い。

（嫌！誰か助けてっ!!）

「ん～！ん～～～!!」

必死に暴れるも、男の力が強くて逃れられない。

綾芽の両手は男の片手にいとも簡単に拘束されてしまう。

男のゴツゴツした手が綾芽の鎖骨をなぞりながら下へと降りて行く。

その手は彼女の胸を鷲掴み、乳房を乱暴に捏ね回し始める。

こんなの嫌だ。

自分の知っている愛撫はもっと優しかった筈だ。

綾芽は必死に足をバタつかせ、男の急所を狙おうと脚を動かす。

それを男は抑えると、綾芽の蟀谷に冷たい筒状の物を突き付けた。

「暴れるな。殺されたくなかったら大人しくしろ」

「え…？」

男が綾芽に突き付けた物。

それは拳銃だった。