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お嬢様♡レッスン

第80章 小悪魔♥紳士

ビクンと綾芽の身体が弾ける。

ウィリアムの指が、彼女の胸の尖りを摘まみ上げると、綾芽ははっと吾に返った。

「えっ!?ウィル…?」

手を止めて恐る恐る振り返ると、妖しい笑みを浮かべているウィリアムの顔があった。

「気持ちよくなりたいみたいだから、手伝おうかと思って…」

そう言ってウィリアムはペロっと赤い舌を出す。

(やだっ!バレちゃったっ!!恥ずかしい…)

綾芽は恥ずかしさのあまり、シーツの中へと逃げ込んだ。

それを楽しそうに引き剥がすウィリアム。

「さっきのキスで欲しくなっちゃったの?気付かなくてごめんね?」

そう言いながら綾芽を組み伏せる。

「起こしてお強請りしてくれればよかったのに…。明日は早いけど、桜子の為だもの。今夜はたっぷりと可愛がってあげるよ?」

ウィリアムはにっこり笑うと、口と顎を使い、綾芽のナイトウェアの前を開き、胸の谷間に口付けを落とした。

”チュッ”という音を響かせながら、ウィリアムは綾芽の胸元に口付けの雨を降らせる。

「ふぁぁぁぁ…」

肝心な部分には触れられていないのに、それだけで綾芽の身体は震えた。



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