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お嬢様♡レッスン

第82章 大人の抱き人形

そして今夜もヘンリーは綾芽の元を訪ねる。

「起きていらっしゃいますか?桜子様」

声を忍ばせて彼女の部屋の扉を控えめに叩く。

使用人達は地下の部屋で眠っているので、音が彼等の鼓膜を震わせる心配はないのであるが。

部屋の外で待っていると、暫くして扉が開かれ、中から綾芽が顔を覗かせる。

彼女が彼を招き入れると、彼はソファに無言で腰を下ろす。

「こちらへ…」

そう言って手を差し出すヘンリー。

彼はベッドの上で綾芽を抱く事はない。

何故なら、そこは主の場所であるから。

綾芽が無言で彼の手を取ると、その手を引き寄せ、彼女を膝の上に載せる。

そして、彼女の項に口付けを落としながら、片手をナイトウェアの胸元の合わせから忍ばせる。

柔らかくふわふわの乳房の感触を味わいつつ、もう片方の手を彼女の内腿へと這わせて行く。

ショーツの上から割れ目をなぞり、未だ柔らかい芽を探り当てると、そこを中指で抑えて円を描きながら擦る。

そうすると決まって彼女は身体をビクンと跳ねさせ、可愛らしい鳴き声を上げるのだ。

「今宵も貴女のその可愛らしい喘ぎ声を沢山聞かせて下さい」

そう耳元で囁く。

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