お嬢様♡レッスン
第10章 Lesson 3♥舌を上手に使いましょう
「ん…っ」
「お嬢様、外国語の発音では、舌を使った微妙な発音の違いが、御座います。滑らかに舌を動かせる様、少し舌の運動を致しましょう」
高月がそう言うと、綾芽は何の疑問も持たずに頷き、彼の指に舌を絡めた。
「…っ!!」
「…ふっ……ん……ん…」
口の中で暴れる高月の指に必死に舌で応戦する綾芽。
高月の指に綾芽の唾液が絡まる水音が鳴る。
綾芽は少し淫らな気分になっていた。
高月の口内を侵している手を両手で握り締め、先程の舌の痛み等忘れて夢中で舌を絡める。
「ん……あふっ……」
「そうです、お嬢様。もっと舌を回すように…」
高月がそう言うと素直に舌を回す様に動かす。
綾芽の顔が蕩け始めている事を高月は見逃す筈もない。
高月は指を引き抜くと、綾芽の両頬を両手で包んで口付け、指の代わりに自分の舌を彼女の口内へと捻じ込んだ。
綾芽は驚き高月を突き放そうと手に力を込めるが、一瞬早く彼の方が動き、両腕の中に彼女を閉じ込めてしまった為、彼女の抵抗は封じられてしまった。
「んっ…ふっ…」
高月の熱い舌に自分の舌を絡め取られると、観念した様に綾芽は目を閉じそれを受け入れた。
綾芽が抵抗をしなくなると、高月は再び綾芽の両頬を包み、貪る様に舌を動かす。
顔の角度を何度も変え、ひたすら彼女の口内を犯す。
高月の意外にも情熱的とも思える口付けに綾芽は驚いた。
いつも綾芽より優位に立って彼女を翻弄していた人物とは思えない程、余裕の無さを感じる。
焦りではない、何かが高月をつき動かしていたが、それが何なのかを本人も未だ分かっていなかった。
一方、綾芽の方は昨日、葛城にたっぷりと教え込まれたお陰で、高月の反応を見る余裕が生まれていた。
身体を重ねる事が会話なら、口付けもまた会話なのだと言う事を綾芽は理解していた。
今は高月が一方的に話している状態だ。
そこで綾芽は絡め取られている舌を回し、逆に彼の舌を捉えると、それを吸った。
今度は高月が驚く番だった。
まさか、綾芽が自ら舌を絡めて来る等、ましてやそれに吸いつく等、思っても見なかったからである。
一方的な高月の攻めに綾芽が反撃した事に対し、彼が僅かに身体を震わせたのを綾芽は感じた。
綾芽は前程、高月の事を嫌だと思わなくなっていた。
落ちていた自分を奮い立たせたのは、誰よりもこの高月である。
「お嬢様、外国語の発音では、舌を使った微妙な発音の違いが、御座います。滑らかに舌を動かせる様、少し舌の運動を致しましょう」
高月がそう言うと、綾芽は何の疑問も持たずに頷き、彼の指に舌を絡めた。
「…っ!!」
「…ふっ……ん……ん…」
口の中で暴れる高月の指に必死に舌で応戦する綾芽。
高月の指に綾芽の唾液が絡まる水音が鳴る。
綾芽は少し淫らな気分になっていた。
高月の口内を侵している手を両手で握り締め、先程の舌の痛み等忘れて夢中で舌を絡める。
「ん……あふっ……」
「そうです、お嬢様。もっと舌を回すように…」
高月がそう言うと素直に舌を回す様に動かす。
綾芽の顔が蕩け始めている事を高月は見逃す筈もない。
高月は指を引き抜くと、綾芽の両頬を両手で包んで口付け、指の代わりに自分の舌を彼女の口内へと捻じ込んだ。
綾芽は驚き高月を突き放そうと手に力を込めるが、一瞬早く彼の方が動き、両腕の中に彼女を閉じ込めてしまった為、彼女の抵抗は封じられてしまった。
「んっ…ふっ…」
高月の熱い舌に自分の舌を絡め取られると、観念した様に綾芽は目を閉じそれを受け入れた。
綾芽が抵抗をしなくなると、高月は再び綾芽の両頬を包み、貪る様に舌を動かす。
顔の角度を何度も変え、ひたすら彼女の口内を犯す。
高月の意外にも情熱的とも思える口付けに綾芽は驚いた。
いつも綾芽より優位に立って彼女を翻弄していた人物とは思えない程、余裕の無さを感じる。
焦りではない、何かが高月をつき動かしていたが、それが何なのかを本人も未だ分かっていなかった。
一方、綾芽の方は昨日、葛城にたっぷりと教え込まれたお陰で、高月の反応を見る余裕が生まれていた。
身体を重ねる事が会話なら、口付けもまた会話なのだと言う事を綾芽は理解していた。
今は高月が一方的に話している状態だ。
そこで綾芽は絡め取られている舌を回し、逆に彼の舌を捉えると、それを吸った。
今度は高月が驚く番だった。
まさか、綾芽が自ら舌を絡めて来る等、ましてやそれに吸いつく等、思っても見なかったからである。
一方的な高月の攻めに綾芽が反撃した事に対し、彼が僅かに身体を震わせたのを綾芽は感じた。
綾芽は前程、高月の事を嫌だと思わなくなっていた。
落ちていた自分を奮い立たせたのは、誰よりもこの高月である。