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であるならば、この状況を楽しみ尽くす他にない。

高月は、綾芽の胸の尖りの周りをなぞっていた玩具を突然尖りに押し当てた。

それが引き起こす快感は、尖りから全身へ電流が流れるように綾芽の身体を駆け巡る。

綾芽はそれを耐える様に身を丸めて震わせた。

「おや？お嬢様、感じてらっしゃるのですか？」

にやりと笑ってそう尋ねる高月を睨みながら綾芽は頭を振る。

「それでは、この下着の染みは何ですか？」

高月は綾芽の脚の間を覗き込むと彼女の顔をチラッと見上げる。

綾芽は羞恥で顔を赤く染めながら、その視線から逃れるように顔を背けた。

「まだまだこれからですよ？」

そう言いながら高月は拘束バンドを取り上げる。

何をするのだろうかと綾芽が見ていると、高月はそれで小さな玩具を彼女の胸の先端に当たる様に固定し始めた。

綾芽は懸命に抗おうとするが、拘束されている為、それもままならない。

そうこうしている内に、取り付けは完了した様だ。

高月は綾芽の前に椅子を置くと、それに腰を落ち着けて長い脚をゆったりと組んだ。

そして徐に玩具のコントローラーの摘みを捻り、出力を最大に上げる。

更に大きなうねりが押し寄せ、綾芽を襲う。

「んん────────────っ!!」

綾芽はソファから転げ落ちそうなくらい仰け反るとガクガクと全身を痙攣させた。

「やはりお嬢様はお胸の感度が素晴らしく良い様ですね」

喉の奥で笑いを押し殺すようにくつくつと高月が笑う。

「下着の染みが拡がった様ですね？もう用を成さない下着は、取って仕舞いましょう」

高月はソムリエナイフを取り出すと、綾芽のパンティを切り裂き、彼女の秘部を暴いた。

しっとりと濡れているそこに息を吹きかけると、綾芽の身体はビクンと反応する。

綾芽のそこを食べて仕舞いたい衝動に駆られるが、高月はそれを飲み込んだ。

彼は更にもう一つ玩具を取り出すと、それを綾芽の秘部へと近付ける。

綾芽は何とかして逃れようと腰を動かすが、それは無駄な抵抗だった。

「お嬢様はもう少し頭の良い方だと思っておりましたが…学習能力はないのですか？阿保でいらっしゃいますか？先程から無駄な足掻きをして…」

屈辱的な高月の言葉に、綾芽は瞳を濡らして彼を睨んだ。

「いいですね…その瞳は。そそられますよ」

綾芽が抗えば抗う程、彼の嗜虐心に火を点ける。