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ヘンリーの意図を図りかねていたのは綾芽も同じだった。

しかし、身体を襲う疼きが思考を鈍らせる。

脈打つ度に、彼女の花芽はウズウズと疼き、身体に溜まる熱を放ちたいと、奥から蜜が溢れ出る。

フレデリクの欲棒で擦られた乳房でさえも感じてしまう。

しかし、自分よりもフレデリクの方が苦しそうだ。

綾芽は身を起こすとフレデリクの前に座った。

「苦しいのでしょう？嫌かも知れないけど…」

そう言うと綾芽は、自分からフレデリクの欲棒を口に含んで扱き始めた。

「なっ!?」

フレデリクは驚きの声を上げ、身を固くした。

しかし、自由になった綾芽の愛撫は驚く程、優しくフレデリクを包み彼の身体を解してくれる。

「ん…はぁ…」

フレデリクの身体から緊張が抜け始めると、綾芽は彼のふぐりを優しく揉みながら、彼の欲棒に舌を絡める。

フレデリクの身体が震えると、綾芽は彼を目だけで見上げ、微笑む。

その目にフレデリクはゾクンとして、また身体を震わせた。

それが綾芽には嬉しかった。

彼に気持ち良くなって欲しくて、それだけを考えて彼の分身を愛する。

今の彼女にとってはそれが全てだった。