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お嬢様♡レッスン

第90章 お坊ちゃま、初めての青い体験

そんなフレデリクの気配を綾芽は直ぐに察知した。

中で彼の欲棒が一段と量を増し、ゴリゴリと彼女の中を抉り出したからである。

そこで彼女は自分の花弁の手前にある、コリコリと硬くなった粒に手を伸ばし、自らそれを撫でた。

彼女も同時に達する事で、彼に自信を持って欲しかったし、相手をイカせる悦びを知って欲しかったからである。

薬が切れ初めているのか、次第に彼女の思考が戻って来ていた。

それと同時に、『自分には好きな人が居る』筈なのに、フレデリクと繋がっている事に罪悪感を感じる。

しかし、それ以上に彼女は使命感に燃えていた。

兄に向けている彼の欲望を女性に向けさせる事。

今の綾芽には、それくらいしか受けた恩に報いる事が出来ない。

だが、フレデリクの女性嫌いは相当な物だ。

更に言えば、自分は彼の想い人である兄と通じている。

そんな自分に彼の目を女性に向けさせる事など出来るのであろうか。

とは言え、その様な事ばかり危惧していても始まらない。

取り敢えず、彼に女性と繋がる事は楽しい事であるという印象を持って貰わなくては。

綾芽はそんな事を考えながら、フレデリクに併せて自分を昂らせて行った。



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