
お嬢様♡レッスン
第92章 Lesson17♥女性の心を知りましょう
僅かに震える睫毛に、彼女の緊張が見て取れ、フレデリクにもその緊張が移る。
そして、綾芽が顔を上げて彼を見た瞬間、彼の心臓は早鐘のように鳴り響いた。
「………っ!!」
濡れた瞳には情欲が滲んでいて。
薄く開かれた艶やかな唇が、口付けを誘っている様で。
自然に彼女に引き寄せられてしまう。
綾芽は近付いて来るフレデリクの唇を受け入れる為に、目を閉じる。
「ん…」
彼の唇が触れると、綾芽は舌で彼の歯列をなぞり、それを開けるように促す。
フレデリクはそれを受け入れ、ぎこちなく自身の舌を絡めた。
あの夜は薬の効果で理性が吹き飛び、本能の赴くままに行動が出来た。
しかし今は昼。
太陽が燦燦と降り注ぐ中、理性もまだ働いている状態での深い口付けは、何かイケナイコトをしている気分になり、彼を緊張させた。
そして、綾芽が顔を上げて彼を見た瞬間、彼の心臓は早鐘のように鳴り響いた。
「………っ!!」
濡れた瞳には情欲が滲んでいて。
薄く開かれた艶やかな唇が、口付けを誘っている様で。
自然に彼女に引き寄せられてしまう。
綾芽は近付いて来るフレデリクの唇を受け入れる為に、目を閉じる。
「ん…」
彼の唇が触れると、綾芽は舌で彼の歯列をなぞり、それを開けるように促す。
フレデリクはそれを受け入れ、ぎこちなく自身の舌を絡めた。
あの夜は薬の効果で理性が吹き飛び、本能の赴くままに行動が出来た。
しかし今は昼。
太陽が燦燦と降り注ぐ中、理性もまだ働いている状態での深い口付けは、何かイケナイコトをしている気分になり、彼を緊張させた。
