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お嬢様♡レッスン

第96章 緊急Mission1♠お嬢様を同定せよ

ガクガクと跳ねる腰を抑えつけ、俺はアイツの脚の間に指を這わす。

その付根を覆う布は、既にぐしょ濡れで。

そこを擦る度に淫らな水音を奏でた。

敏感な豆を指で捏ね回すと、躍るアイツの細い腰。

布の隙間をぬって指を忍ばせれば、指先に感じるぬるぬるとした濡れた感触。

俺はわざと音を立てる様にそこ指を埋め中を掻き回す。

指を抜き挿しする度にアイツの身体から滴る蜜は、俺の掌を濡らし、ふやかしていく。



一つになりたい。



何度思った事だろう。

身体全体でアイツを喰らい尽くしたい。

しかし、その想いは叶わない。

身体を繋げれば、心まで求めてしまうから。

アイツの心はあの人のもの。

俺に向けられる笑顔は、家族へのそれで。

決してあの人に向けるものと同じではない。

俺を求めるのも、身体があの人を求めて疼くからであり、俺自身を求めている訳じゃない。

そんな事は分かっていても。

アイツに触れられる事がやっぱり嬉しくて。

傍に居られるのが嬉しくて。

口を開けば馬の話しかしない俺の話をニコニコと聞いてくれるアイツ。

深夜遅くまで、学んだ事を復習する努力を怠らないアイツ。

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