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お嬢様♡レッスン

第99章 狂乱の宴

ウィリアムは綾芽の乳房にぐりぐりと鞭を押し当てた。

「僕にお強請りするくらいだものねぇ?僕じゃ、足りなかった?」

「そんな事っ!!」

「じゃあ、何故フレデリクと乳繰り合ってるわけ?」

ウィリアムの冷たい視線が綾芽の身体を貫く。

「そんなにセックスが好きなら、ここでフレデリクとやって見せてよ?僕の目の前で」

「そんな事出来るわけっ…!」

「やれよ」

有無を言わせないウィリアムの圧力に綾芽は震え上がる。

「ほら、フレデリクも服を脱いでご覧?いつもやってるみたいに、兄さんに見せてご覧よ?」

「………」

一番知られてはいけない人に。

一番知られたくない人に知られてしまった。

自分のした事は、兄への裏切り以外の何物でもない。

兄に従わなくてはいけない。

フレデリクはのろのろと服を脱ぎだす。

「ほら、桜子も脱いで?脱げないのなら僕が特別に脱がせてあげようか?」

冷たい笑みを浮かべながら、ウィリアムは綾芽に近寄ると、ブラウスの身頃を掴み、両手で力いっぱいそれを引き裂いた。

繊細な布地で出来たそれは、紙のように引き裂かれ、無残な姿となる。

綾芽は恐怖で身体が強張り、それを隠す事も出来ずにいた。

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