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お嬢様♡レッスン

第102章 溢れる想い

彼を押し潰さない様にと、腰を屈めただけの姿勢は、結構きつい体勢だった。

葛城は片方の掌で、綾芽の尻肉を揉みしだきながら、もう片方の手の指を彼女の蜜壷へと埋めて掻き回しながら、勃ち上がった芽を舌先で撫で回す。

蜜壷からくちゅくちゅと止めどなく蜜が溢れ、彼の口の周りを濡らしたが、彼はそれを拭う事なく、彼女を攻め立てた。

「やっ!慎吾さんっ!!気持ち良過ぎて…おかしくなっちゃうっ!!」

立ち上がれば、逃れられる筈なのに、快楽に捉えられた身体は言う事を聞いてくれない。

敏感な芽はじんじんと痺れ、身体の中に熱を溜め込んでいく。

そして、もっと感じたいと本能が訴え掛け、彼女の腰は徐々に沈んでいった。

「ふぁっ!駄目っ!!イクっ!!イッちゃうッ!!」

綾芽はそう言って、腰を浮かせ背を弓の様に反らせると、身体を震わせ蜜壷から大量の蜜を葛城の顔の上に撒き散らした。

「はぁ…はぁ…はぁ…」

綾芽は葛城の手に支えられながら、体重を彼の胸に預けて肩で息をする。

自分が彼をイカせようと思っていたのに。

彼に奉仕をしようと思っていたのに、結局、先に彼にイカされてしまった。

「私が…慎吾さんを気持ち良くさせたかったのに…」

涙を目に浮かべながら、綾芽は拗ねてそう言った。

その顔が可愛らしくて。

愛しくて。

葛城の胸を疼かせる。

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