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お嬢様♡レッスン

第13章 お嬢様の休日

高月が舌を割入れると、綾芽はそれに応えて舌を絡ませる。

互いに舌を吸い合い、唾液を交換する。

高月はゆったりした綾芽のワンピースの袖ぐりから、手を忍ばせ二つの丘を掌で包んだ。

「ふ……」

何度も虐めて来たそれを今は大事な人の身体の一部として、優しく丹念に扱う。

時折激しく虐めたい衝動に駆られる。

人の性癖など、簡単に変わる訳はない。

新しい自分に気付く事はあっても。

基本は変わらない。

それを高月は理性で抑える。

理性と言うよりは綾芽を思いやる気持ちと言うのが正解かも知れない。

高月は綾芽の胸を包む下着をずらすと、直に彼女の肌に触れた。

丁寧に円を描く様に揉み上げる。

指先で胸の先端を引っ掻かれると綾芽の身体が撥ねた。

綾芽はそこが弱い。

高月は焦らしたりする事なく、そこを攻め続ける。

焦らして求めさせる余裕等、今の高月には無かった。

綾芽は高月の口付けに応えながら、彼の指が先端を弾く度に身体を震わせた。

その反応が高月は嬉しい。

力で支配するのではなく、心を捧げ相手を喜ばさる事への歓喜。

自分がそんな気持ちを持ち合わせていた事に驚く。

高月の優しい愛撫は、綾芽の心を濡らした。

優し過ぎて何だかもどかしい。

綾芽は脚を擦り合わせてもじもじした。

「綾芽様?貴女の蜜壷に触れて中を掻き回しても宜しいですか?」

「そんな…エッチな言い方をしなくても…」

恥ずかしそうに俯く綾芽。

「済みません。貴女の反応を見ると、どうしても虐めたくなって仕舞うようです」

多分、初めから惹かれていたのだろう。

無意識に彼女を虐めてしまう程に。

高月はそう思った。

「意地悪ですね!」

「お嫌ですか?」

「嫌じゃないから、困ってしまいます…」

恥ずかしさの余り、語尾が段々弱くなる。

「どこをどうして欲しいですか?この胸の尖りを舌で舐られたいですか?」

そう言って高月は綾芽の胸の先端を指で弾く。

「ひゃん!」

綾芽の身体がビクンと跳ねる。

「それとも、この蜜壷を指でグチュグチュに掻き回されたいですか?」

耳元で囁きながら、もう一方の手を花弁の線に沿ってなぞる。

「きゃん!」

今度は腰をビクビクと震わせる綾芽。

(成程、葛城さんが言っていた意味が分かったかも知れない…これは…萌える……!!)

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