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お嬢様♡レッスン

第104章 Equilateral Triangle of Love

兄の顔が自分の欲棒に近付くと、フレデリクのそこから期待が滴となって零れ落ちる。

兄の舌が滴を掬い上げる様にして欲棒を撫でると、フレデリクの背中を快楽が電流となって走り抜けた。

「ああっ!!やだっ!兄さんッ!!」

「何が嫌なの?ここはこんなに喜んでピクピクしてるじゃない?」

そう言いながらウィリアムは弟の欲棒に手を添えると、鈴口の周りを舌でちろちろと撫でまわす。

「フレデリク…、もっとその色っぽい顔を見せて?」

綾芽に顎を捉えられ、フレデリクが彼女の方へ顔を向けると、彼女の甘い唇が彼のそれを奪う。

「ん………っ……ふっ………」

舌を捻じ込まれて絡められると、フレデリクは夢中でそれに応えるのだが、敏感な部分に与えられる刺激が、それに集中させてはくれなかった。

愛する兄から与えられる欲棒への刺激。

愛する女性から与えられる胸の突起への刺激と口付け。

それが同時に与えられ、フレデリクの欲棒は今にも弾けそうだった。

「やぁ…だ…も…おかしく…なり…そ…」

「ふふっ。もう?でも、まだまだだよ?」

そう言うとウィリアムは弟の欲棒をキュッと絞り、欲望の吹き出し口を塞ぐ。

「まだ、僕と綾芽が満足していないのに、一人でイクなんて許さないよ?」

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